2008-01-01から1年間の記事一覧

どうもこんにちは、いかがお過ごしですか!2009年も終わりに近づいていますが、今年の有様をいまはなきダンスパイス・森の言葉を引用するならば没落の一年でした。 いや、悪いことばかりじゃなかったですよ。何より「超短編の世界」と「未来妖怪」に作品を掲…

Notes

両方の手の中指の先に、小さな翼が生えていた。風が吹いてもそよぐ気配も見せず、もちろんそれで飛べるわけでもない。むしろざらざらとした感触が不快だった。剥いでしまいたくもあったが、傷が付きそうでそれもできず、そのまま放っておくしかなかった。 あ…

あらかじめ言葉が喪われた砂漠に、ひとりの少女が立っている。 砂に埋もれた貝殻を手にとって、耳に添えると、わずかに音が漏れる。 それは記憶。 海ではなく、言葉の記憶。

よくねーよ馬鹿

小説に行き詰まりながらもなんとなく活路を見いだしかけた午前三時、「サーチライト」が聴こえてくる。 「――歌うことと、物を書くことだけはできるのさ。俺の歌とペンがサーチライトになるんだ。俺みたいになるなよお前は。俺みたいになるよ、俺みたいになる…

6年くらい書き貯めた小説フォルダを原稿用紙のフォーマットに流し込んだら2000枚強だった。そんなに書いてたのか……とも思うものの、卑しくもプロを目指すと口にすることがある身としてはお話にならない枚数のような気もする。実際実になるのはこの半分くらい…

だらだら書く。いちおう筋が通っていればいいかな、という気分で書いているのであまり論理的な一貫性は考えてない。 http://d.hatena.ne.jp/kossetsu/20081025/p1→http://anond.hatelabo.jp/20081027160514→ttp://d.hatena.ne.jp/Mori-Nie/20081028 というの…

AKB48の新曲「大声ダイヤモンド」は、ソーレアリアの事務所ライブ「大部屋ダイアモンド」のパクリに違いない。

改めて↓のリストを眺めてつくづく感じたけど俺は本当に中途半端だなあ。なにひとつとして他人にきちんと語れるものがない。 語れない、というかプレゼンできない、というほうが意味あい的に正しいかも。何について書いても各方面から叩かれる自信があるね。…

PSPの「クレイジータクシー ダブルパンチ」を買った。このゲームはメモリースティックにMP3ファイルを入れると、それをBGMにしてプレイできる。そういうわけで昨夜はずっとそのBGMのセレクトをしていた。ビットレートが低すぎると再生できなかったりいくつか…

ネットをふらふらしていたらwikipediaのte'の項目が削除されようとしていた。昨日スペシャでPVが流れてたけどあれは根拠にはならないのだろうか。たぶん去年だと思うけど、オードリーの項目が同じような状態になってたんだよなあ。もちろん露出が増える前の…

問題を来年に投擲してからというもの、時間と意識ばからが無駄に余っていていろいろ考えてばかりいる。自分の書くものについてもっとまっとうに向かっていかなくてはいけないんじゃないか、とか。

穀潰しというレッテルの恐怖から逃れるための気休めとしてTOEICに申し込んでみたりするものの 参考書の代金を親にせびっていたりする時点で完全に穀潰しそのものでした 他人への不信感が意味もなく募る毎日です 夏休みが明けてこれまでにもましてタチの悪い…

ミシガン

最近、M-ONとかでflumpoolというバンドの「花になれ」という曲がよく流れているのだけど、それに使われているストリングスのフレーズがどうしてもYOGURT-poohの「八月のエコー」を思い出させる。 たとえばそういうとき、YOGURT-poohはどうなってるんだろうと…

永野単独ライブ「目立ちたがり屋が東京でライブ 〜2008秋〜」@ロフトプラスワン

目にしたものの衝撃だけが残って内容がスコーンと飛んでいるのを必死に思い出した結果、「人間の鼻を簡単に取り外すことができる男」「電車の窓から見るガリガリのオノ・ヨーコ」(今回のベスト)「手から光を出せる魚屋」「客席から呪いをかけられている細…

ついでに

最近ですが、一日じゅうごろごろしたり、午後三時直前に餃子屋に昼飯を食いにいったり、永野の単独ライブを観に行ったりしていました。ひらたくいうと人間のクズです。とりあえず、TOEICの受験料を払いにゆこうと思います。

突然カウンターが消えましたけど

金がなくてはてなポイントを払えないので止められました。まあもうすでに強がりでもなんでもなくほんとうにどうでもよくなっているのですが。

「盲獣」について

増村保造「盲獣」を観たら凄く面白かったのでメモ。 最近それなりに乱歩映画を観ているが、そのなかでももっとも乱歩のエッセンスを抽出し、なおかつ映画として完成度が高い。脚本もそうだし、セットも素晴らしいが、何より眼を奪われるのは緑魔子の存在感だ…

セザルヲエナーイ

特撮を聴きながら筒井康隆を読んでいたら、ある作品の一行目にいきなり「大槻ケンジ」と書いてあったのでびっくりした。ていうかケンジて。

戦え! 何を!? 何をだろう……

雨が降ったと思ったら、なんのことはなくてただの水漏れだった。だから穴を塞ごうと思っただけなのに、何の因果かこんなところにいる。 メモを取る気力もなく、所在なさげに目の前の資料をめくる。「福利厚生……教育制度……スピーシーズ3……あなたたちに花束を…

bk1怪談大賞ボツネタ三本。 椅子の中の男 ある老女流作家のお宅に取材で伺ったときのことである。特異な作風で注目された彼女は、外務省書記官であった夫がこの世を去った今も執筆活動を続け、文壇に独自の地位を築いていた。 通り一遍の質問が一段落したと…

未来妖怪

佐多椋名義「無地な」が掲載されている『異形コレクション 未来妖怪』がすでに発売中です。『超短編の世界』ともどもぜひ。 ところでプロフィール欄にこの日記のアドレスが掲載されておりまして、もしかしたらそれを見てここにアクセスしていただいている方…

いろいろいい加減にしろみたいなことを言われたので読書記録と鑑賞記録を読書メーター、鑑賞メーターに移行して、ついでにtwitterのブログパーツを貼り付けました。 さて、ここはどうする?

告知2

もうamazonにデータが入ってます。未来妖怪―異形コレクション (光文社文庫)作者: 井上雅彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/07/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (24件) を見る10日ごろ発売されます、井上雅彦監修「異形コ…

だいたい「痛い」って何なんだよ? もうちょっと実態のあることをしゃべれ。

フラット化する世界

D端子ケーブルに変えたら信じられないくらい画面が綺麗になった。逆に損した気分だ。

この世界にはまだまだ不思議なものがたくさんある

http://www.nitteleplus.com/program/variety/mayamamia.html #11の「スノーボードに挑戦」がすごく気になる。

江戸川乱歩/江戸川乱歩全集第14巻 新宝島

総じて結構面白い巻だった。まあ同じような作品ばかり続いていたから新鮮に感じただけかもしれないが。「智恵の一太郎」はちゃんと書ければ新境地だったのになあ。江戸川乱歩全集 第14巻 新宝島 (光文社文庫)作者: 江戸川乱歩出版社/メーカー: 光文社発売日:…