2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
やってることは確かに凄いと思うのだが、なーんか違和感があってのめりこめなかった。思うに、泡坂妻夫の語りというか文体ってどこか変というか、淡々としているというよりは単調な感じを受けることがあるような気がするのと、この作品に関していえば主人公…
柴田元幸×バリー・ユアグローのトークショーに行きたい! が金曜の昼間! バイト! 寝る!
電気グルーヴにならってはてグルと呼ぶべきだ。
なんだかなあ、と思いながらざっくり読み進めていたらまあ楽しめた。それだけにラストの処理には若干驚いたけど。へえ、これってアレじゃん。ていうか、この記述者は影が薄いにも程がある。
10月のくせに真冬気取りか。調子に乗りやがって。
うーん、もうちょっと考えがまとまってから書いたほうがいいのかもしれないが。 個人的にフェミニズムには複雑な感情を持っていて、そういう文脈で読むといろいろ混乱してくるのだけど、最終的にはディティールと語りの持つ力に引きずられるように読み終えて…
尿が!! 一冊読んでその感想か。
ISBN:4872577418
ブラジルGPを見守ったあと最後の仕上げをして小説を完成。いま凄い高揚しているあたりたぶん酷い出来だから起きたらちゃんと読み直そう。
ブラジルGP終わるまで起きていられるだろうか。
最近10users越えした小説の書評エントリから3つをピックアップ。なぜこれらのエントリがブクマされたのか、時間があったら考えて書きたい。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004766.html http://b.hatena.ne.jp/en…
いつの間に木曜に!
タイトル通りの連作短篇集。 少なくとも現代において怪盗ミステリなんてものにお目にかかることはあんまりない気がするが、それをやすやすとこなすが名匠たるゆえん。トリックは小粒ながらも(まあ、当然)ツボをついているし、東郷と二宮の警察コンビの掛け…
設定をバラエティとドラマで共有するってのはちょっと面白いと思った。
16世紀後半から17世紀にかけて死刑執行人に務めたフランツ親方の日記。ていうか業務日誌。 本当に淡々と記しているし、所詮は市井の犯罪者なので、こういっちゃあなんだが地味ではある。しかしだからこそ積み重ねられるものもあるのだし、時々やれ首が動いた…
最低。作品もさることながら著者が。これ以上は何も書きたくない。……と思ったが、あまりに胸糞が悪いのでひとつ晒しあげる。(無論、作品内で否定されることのない、著者自身がかなり投影されているとおぼしき)語り手の地の文で、「私は、たばこを吸う女が…
昔殺人を犯して、探偵役に見逃された犯人がクローズドサークルかなんかで探偵しなければいけなくなるというのはどうだろう……もうあるかな。
意味もなく落ち込む。
おれはなにをしてもいい。おれはなにをしてもいい。おれはなにをしてもいい。おれはなにをしてもいい。おれはなにをしてもいい。おれはなにをしてもいい。
戯言と断片的な描写で構成された青春ミステリ。おれの嫌いな構成要素だけで出来たような小説なのに、不思議と不快感がなかった。自分が何を考えているのかさっぱりわからん。そうさね、佐藤友哉ではエナメルが一番好きだ!と云う人にお勧め。絶版だけど。 し…
授業。 感想がまとまらない。
今日バイトでお使いに行かされた先に、ジローラモがいた。撮影だった。 芸能人を見たなんてのは格好の話のネタなのにすっかりわすれていた。おれにとってのジローラモはその程度の存在だったらしい。
手短に。面白さがよくわからんかった。ゲーム業界のことはゲーム業界本を読めばいいわけで、いきなり雰囲気が変わる後半に面白さを見出せない限りこうなってしまうのは必然だったような気もするが。ミステリネタもぴんとこないし、主人公の造形にも首をひね…
どう見てもライトノベル界の「CANDY」です。本当にありがとうございました。……が、おれとしてはこの作品をまったくのゴミとして切り捨てようとは思わない。というのも、一時間弱で読めるこの小説のネタを、その数十倍の時間を費やして大真面目に繰り出す某ゲ…
定期を買うついでに近所のブックオフを廻ることにして、一年以上ぶりに本八幡に侵入。本八幡はスカだったが、帰りに寄った瑞江では探してたもののうち二冊をゲット。ついでに、妙なのも二冊買ってきてしまったが。
大道珠貴なにしてんの?
って、そのタグをつけてブクマしたエントリ(これ)が「ひどい」場合と、ブクマしたエントリが(ネガティブな形で)紹介しているエントリや事象(これ)が「ひどい」場合があって混乱するので、後者には「それはひどい」というタグをつければいいんじゃない…
て、手堅い……。という印象。ミステリ部分はややフックに欠けるかもしれないがそつがないし(「あきらめの悪い相談者」がいちばんいいかな)、意外だったのは本格のデビュー作にしては小説が手馴れていること。やや鼻につくところもあるが、主人公の変化を博…
実は、例のキーワードだけは事前に聞いていた。……で、あっちがアレだったのか!ずっとそっちがアレだとばっかり思ってたぜ!阿呆か!なんかおかしいと思ったぜ! ……ま、それはともかく。小説的には云いたいことが山ほどあるけど、ラスト50ページくらいのどん…