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石川忠司「現代小説のレッスン」を読んだ。
- 作者: 石川忠司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/17
- メディア: 新書
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筒井康隆「短篇小説講義」を読んだ。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/06/20
- メディア: 新書
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手元にある小説、ってか文章に関する本を一通り読んだ。しかしおれは何がしたいんだろう。前者に出てくる小説、舞城と春樹(後者は「風の歌を聴け」と「ねじまき鳥クロニクル」だけ)しか読んでねーよ。岩波文庫の海外作品から材を取って論じる後者なんて当然ひとつも読んでない。それで読んで意味があるのか? そして問題はこれから読むつもりもない、ということだ。積読8割ミステリとSFだし。それがどうとかっていうんじゃなくて、だったらミステリとかSFの評論を読むほうがいいに決まっている。自分が好きで読んでいるはずのジャンルに背を向けてどうする。馬鹿か。まあ、前者を読んでやっと、保坂和志の作品を読んでみようかな、という気にはなったのだけど。なんというか、徒労感。
そして気がついてみれば今月、まだ小説を一冊しか読んでいない、というね。なんかもう、悪い冗談みたいな薄っぺらさだ。
今思い出したけど「要するに」という言葉が嫌いだ。要するにそれはあらゆる細部をすっ飛ばして自分の論旨へと相手を導く言葉であるからだ。あれ。
就職してないけど転職してえ。
「アンガールズ『ナタリー』」を観た。ま、こんなもんだろ。『88』に期待しておく。「笑ビ!」の無駄なオサレ感がいらつく。
「THE3名様」を観た。つまらなくはないがどうでもいい。