序盤で設定した問題意識を、時評というかたちで突き詰めていってる、という印象。一見そうは見えないものにも、まあなんていうか、空白への意識が忍び寄ってるっていう感じかな、そういうふうに読んだ。論理の蜘蛛の巣の中で作者: 巽昌章出版社/メーカー: 講…
読み始めて200pくらいまではだるくてどうしようかと思ったが、《コフリット》にひずみが生まれ始めてからは引き込まれて読んだ。 新興宗教と救いを巡る事象を、この作品はミステリ的仕掛けを用いて一方的に否定しない。トリックはおまけ程度と言われればそう…
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