しかしこういう生活をしていると、つくづく日常における不確定要素というのは人とのコミュニケーションとのなかにあるのだと思う。
僕にとって日々の生活は常に地雷原を歩いているようなもので、朝起きた時には何でもない一日だと思っていたはずが、終わる頃には手酷く傷ついていることがよくある(もちろん思いがけず嬉しいことがあることもあるし、こちらが知らず知らずのうちに相手を傷つけていることもある)。
しかしごく限られた人間とのコミュニケーションと就活だけで成り立っている今の生活には、このような局面が極めて少ない(もちろんなくはない)。平たくいえば、エントリーしていない企業には受かることも落ちることもなく、すべては予想の範疇のなかにあるのである。