松尾詩朗/撲殺島への懐古
(登場人物が)バカ(な)ミス(テリー)。 まあトリックも大概だが、とにかく格闘バカたちの頭の悪さがすごい。「彼は残業だったので」で全開だった安い倫理観とバカさが絡み合い、あげくトリックすらもあんなんでカオスを作り上げた結果、どこまでが計算なのかまったくの謎だがとにかくそれなりの形になってしまっているので困る。これは…………アリだな。アリはアリだが、なんていうか超ニッチ。島荘のヘンなところを三時間くらい煮詰めた何か、みたいな。
- 作者: 松尾詩朗
- 出版社/メーカー: (株)南雲堂
- 発売日: 2007/06/15
- メディア: 単行本
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