石持浅海/人柱はミイラと出会う
パッケージングの印象からあまり期待していなかったが、いやいやなかなかのものだった。軽めのテイストながらも、特殊な舞台を用いて論理のひねりをうまく見せてくれた感じ。これは相当の力量がないとできないことじゃないですか。しかしそれだけにうしろの三篇がなあ。話としてはいいんだけど、謎と解決が一直線に結ばれてしまっている印象が。
- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
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