2006-10-02から1日間の記事一覧

さて

当のわたくしの感想は常にこんな感じであり、未読者どころか既読者のことも考えない有様であるわけだが、これまでの感想を振り返ってみると、多少なりとも未読者に配慮した記述をしたのは、この日記の想定読者が読む可能性が低い本であることが多いことな気…

迫光/シルヴィウス・サークル

第十一回鮎川賞最終候補。どうも幻想ミステリとして売り出したかったようだが、それにしては内容も文章も薄い。三十年代の雰囲気も推理小説としての完成度も、まったくだめではないが中途半端。目指すところは良いので、育てばあるいは、ではあったが……。

断片6

もうブクマとか関係ない話になってしまうのだけど、書評は一冊単位で読まれる、という側面はもちろんあると思うのだけど、ではなぜアンテナに登録されるサイトとされないサイトが出てくるのだろう。あるいは、ウェブ書評における管理人と書評とそのほかのテ…