Godspeed You! Black Emperor

不死鳥用に先輩から貰った、2004年とか2005年の写真を見ていたら、何故か瞳の奥で何かがうごめいていて、つまりは自分が泣きそうになっていることに気付いた。いったいどういう種類の涙なのかまったくわからないし、思い当たるどの種類の涙も流す理由などない。ただひとつ確かなのは、あらゆるものは過ぎ去っていて、すべてはもう取り返しがつかないという事実だ。そして今夜も小説を書けない。いや書かない。