五十嵐貴久/シャーロック・ホームズと賢者の石
あんまり期待してなかったが予想以上に良かった。最初の一編を除いて基本的にはホームズと同世代の(架空含む)有名人と絡ませつつ、聖典の空白を埋める一発ネタなのだが、手続きをわりと慎重にとり、「賢者の石」と「英国公使館の謎」なんかは本格としても読める出来なので楽しんで読める。惜しらむはおれにホームズへの思い入れがぜんぜん無いことです(えー)。
- 作者: 五十嵐貴久
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
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