蘇部健一/六とん3
「2」の冒頭2作より往年の六とんテイストに充ちていると感じる「×××殺人事件」が最高かつ最低すぎるので他の作品のことを忘れそうだが、「殺ったのは誰だ!?」や「嘘と真実」に見られるシニカルな視点と畳みかけのスピード感はかの山口雅也の名作「解決ドミノ倒し」を想起させないですのでこのミス一位も取れません。ていうか話落とすの下手になってないスか?
それにして蘇部たん、「サマータイムマシン・ブルース」観てるのか。ある意味最大の驚き。
- 作者: 蘇部健一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 新書
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