柳広司/百万のマルコ
前から気になっていた作家だが、はじめて読んだ。ネタというか中身は全然違うけど、どことなく「黒後家蜘蛛の会」なんかを思い出してしまうつくりで、かなり好感度が高い。やはりいちどまとめて読みたくなった。謎はどれも、それこそ中〜後期の黒後家蜘蛛の会みたいなもんだが、「真を告げるものは」「ナヤンの乱」「一番遠くの景色」あたりが良くできてるかな。
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/03/22
- メディア: 文庫
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