清涼院流水/パーフェクト・ワールド BOOK.1 One Ace〜ひとつのエース〜

タイトル長いよ! で、まあ、予想していたよりは全然良かった。英語と京都分が多すぎるような気もするが、それはまあわかりきっていたことだし、違和感はそういう意味ではなかった。――訓練されただけかね。
まあキャナスピークは置いておいて、それ以外の英語のレクチャー部分は思いのほかちゃんとしていたと思う。来年高校受験を控えた中学生とか、勉強の合間に息抜きに読むにはわりとぴったりなんじゃないかと思わされもする。ヘボ大学生としても、忘れかけたようなことが書いてあったりもしたし。
肝心の話じたいはまだ助走段階といった風情だが、はたして息抜き以上のものになるかは続刊にかかっている。