これは日曜の午前3時4分から38分にかけてテキストプレイで書いた小説であるが、ハイパーテキストプレイではない。

その理由も含めた解題を時間があったら書く。
 机を蹴った。周りの音がすべて遮断されて小さくなって消えていく。私の耳はどこか閉ざされたノ用に無機能で小さく小さく消えていく。真紀が私に言った。あなたは馬鹿であると。私は何も言い返すことが出来ず黙るしかなく私はどこかへ行ってしまいたくなるが真紀はそれを許さない。私はもう机を蹴ることはできない。私はもう机を投げることもできない。何も許されないのだと私は思う。どこかで蜘蛛が這い登り彼の言葉を殺したのだと私は感じる。行方の知れない波が私のもとを訪れるのだろうという気がして、真紀は、目を瞑った。私はやがてそのことを知ることになるだろう。さて、物語はまだ始まらない。私は焦っている。なぜならこの物語が途絶えた瞬間に私は死んでしまうから。なぜなら死んでしまうからだと繰り返すことで私は延命している。ある一定時間この物語が途絶えると、私は死んでしまう。説明を試みようにも繰り返しにしかならない。私は知っている。私がどのような状況下にあるのかと。ここは教室だ。しかし今は異様な状況下にある。四方を兵士に取り囲まれている。兵士は黒い。もはや私はそのようにしか知覚できない。そして少しずつ近付いている。その足音は私と真紀の耳に届いている。ざわざわとして、うるさく、不快だ。そういま私たちはかつてなら戦争と呼ばれたであろう状態にあるのかもしれない。しかし私はそれを否定したい。それはこれほどまでに理不尽であったろうか。そうかもしれない。そうだと彼らはいうだろう。しかし私にとってはそうではない。放課後、真紀といつものように身にならない喋りをしていたのに、いきなり反乱軍とみなされ、軍隊に取り囲まれたのだ。窓の外では太陽がすでに沈もうとしている。私は本当ならもう家に帰っているはずだ。そして小説の続きを書くはずなのだ。とても面白い小説を書くはずで、それは異国の物語で、こんな、くだらない現実のような物語ではないはずだった。それなのにいま私は剣をとることも戦うこともできずただ物語を、ゆがんで不器用な物語を続けるしかない。どうしてだろう。司令官はいった。お前たちは反乱軍だと。何の反乱なのかととうとそれは物語に対する反乱だといった。物語は本来高貴なものだと彼はいった。それは知性なのだと。それは新たな価値を創造するためのよすがなのだと。この理不尽に対抗するための唯一の手段なのだと。しかしお前らのつむぐ小説は何なのだ。それはすでにあるものを模倣したものにすぎない。存在理由がないと彼は行った。すでにあるものを模倣したものに何の価値がある?それはすでにあるものを汚すものでしかないのだと彼は廊下で言った。物語はそんなものではない。価値を創造するものだと、お前らは陳腐な存在だ、お前らの物語もどうしようもなく陳腐なのだと司令官は行った。私にしてみればそんな司令官のものいいこそ陳腐であるように思えて仕方がなかったが、抵抗の手段はなかった。私たちは反乱軍ではありませんと真紀はいった。どうしたら証明できますか。その手段はあるんですかと聞いた。司令官は行った。もちろん手段はある。それはひたすら物語を続けることにあると。どういう意味か分からなかった。私は机を蹴った。痛みが全身に走った。司令官はいう。物語は隷属性を持っているのだと。なんていっているのかわからなくなった。急に意識が遠くなり、自分が何をしているのかわからなくなった。司令官も、反乱軍も、教室も、真紀も、すべて嘘の世陽に思えた。むしろ奏しじたぁった。これこそが陳腐な物語なのだと私はそう思った。でもそんなことはなかった。すべてはそこにあった。私はまたき駆ことを津杖桁。司令官は行った。物語に隷属せよと。ただひたすら物語を続けるのだ。それこそが生き残る道なのだと彼は行った。一時間、一時間だ。一時間まったく途切れることなく物語を続けろ。一時間が過ぎる前に途絶えたらそのときがお前らの死なのだと指令遺憾は云った。私はやめた。だけど死なない。物語は続いていく。教室から廊下から塊が転がっていく。すでにすべてが終わっていて私はもう死んでいるのかもしれない。でもまだ続くのだ。教室から廊下から、皇帝から、何もかもが小さくなって、消えていく、フェードアウトしていくのだとして私は今何をしているのだろう? 真紀は? わからないしそんなことを知る必要も無いのだろう。私がまだ続いている、物語のなかで続いている。少しだけ脱線を許してほしい。物語はあなたに訴えかけるものではない。私のものだ。私はあなたに物語を譲らない。こんなに甘いものをあなたなどにゆずりたくはないのだ。私は校庭から外に出る。ちいさな見慣れた景色が眼の前に広がる。遠くで叫び声がする。私は司令官のことを思い出す。父親として、そう物語って結局そんなものじゃないのか? 父親として、私は。脱線する。もうどうしようもなくなっている。物語はつねに途絶えているのだろう。もうどうしようもない。あんなことをしなければよかったのだ。という記憶がよびさまされている。すべてが、孟それしか浮かばない。すべてがすべてに修練していく。もうなにもできないけれど続いていく。司令官は言った。物語は隷属するものなのだと。私はいまそれを理解する。私はたったいま隷属しているのだ。どうしようもない。そんな言葉しかもう私の頭のなかにはない。それ以外ない。小さい音のメロディーのようなものをあるいは私は聞いている。反乱軍はどこ? この小さな教室で、あるいは私を聞いているのだろうか? かろうじて存在した小さな筋ももうすでも水泡に競うとしている。そんなことはわかっていたんだ。すべては嘘だったんだ。嘘を信じ込んで、たかが物語が、そんな嘘を信じこんで、いったいなにをどうしたかったのか。私は壊れる。ほらもう陳腐な言葉しか浮かばない。私は動かなくてはいけない。動きこそが物語を駆動するのだと私は教わった。動き、動き、私は机を蹴る。教室を見回す。生徒がいる。生徒は私を殴る。私は痛みを感じる。私は拳銃を取り出してみんなを射殺する。脳漿が舞い血って――わたしはひどく陳腐な存在になってしまった。そんなものでは私はなかったはずだ。私は泣いている。ないていない。これは小説だ。物語のはずだ。すべてはデータだ。嘘だ。私はいまやつらを殺したのだ。私は射殺する。何度も何度も射殺する。醜い少女の顔に胸に身体に射殺する。すべてはいま終わりつつ亜sる。断続的な途絶えはいまや修復不可能なところまで陥りつつある。すべては打ちあがろうとするがそれは許されない。司令官がそういったからしかしだからといってそれがどうだとういのか?私はすでに司令官のことを忘れようとしている。私はすでに私の子を忘れようとしてる。しかし物語はまだわつぁひ手にある。もう気付いているだろうか。この物語は私が物語ろうとする物語であり、私が物語をつなぎとめる物語である。私は物語ではない。それはあなたも知っているはずだ。物語を私は愛している。それは刑市場学的ないみではない。私は心から物語を愛している。それは動物的な愛だ。私は物語を蹂躙したい。私は物語を苛めたい。私は物語を虐げたい。私は物語を犯したい。そしてその姿を私の手元にとどめて起きたい。だから私は死なない。私は私の手元から物語を離さない。だからどうしたというのか。司令官も教室も、もはや私の手元にはない。私の手元に在るのはもはやこのいびつな物語だけだだから私はもう何もできない。何かをすることをもう許されていないのだから。私は自殺する。しかし」私はここにある「誰が?」わっからない。んだ。もう壊れてしまったかっら。存在が、許されない。この街はおかしいんだと彼は云った。「誰が?」物語がそういうんだ他ならないものがたりが私はもうだめだというんだけど物語は許されない。ねえもう一度だけ街がおかしいといってよ物語なんか無視して、だってこんなものもう物語なんて予備用名がないじゃない阿か。私は思う。孟三十分後が過ぎようとしている。私はどれだけこのもが足りを綴っているかと医師っている。私は下の数字が8000を超えたら私は死のうと覆う。すべてを断ち切ろうと思っており鵜。それはまだずいぶん先のことだ。私は孟許されていい。私はまだ綿所w0pyるうさ内。輪やしたsにはまだその資格がない。わたっしはまだ物語を虐げていないのだと私は思う。実はまだわつぁひは供しつんいいる。真紀もまだそばにいる。私はまだ物語を続けたい。私の愛はどれだけ深いのだろう。私の愛はどれだけ暴力的なのだろう。私は何故物語にしたいようにさせてやらないのだろう。私は自分に絶望する。絶望という言葉では私は絶望という言葉を受け入れられない。こんなことをするのも孟最後だから私はどうしようmない気分になる。私はもうどこにも行けない。そんなことはない。私は教室を出る。私は学校を出る。私は絶望する。この外には何もないのだ。まさしく何もない。なぜなら私の抱えているものがt来はその程度のものでしかなかったから。私は何を試用としてるのかじぶんでもうまったくわかんららない。まわりにあるものがすべて解けてしまうように私には感じられる。私は汗を感じる。小さな小道をある出す。そこには草が生えている。まわり一面に草が生えていてそれはとても醜い。私は引き返す。もはやどのようにしてもこの教室を出る事は許されないのだと私は思う。殺してほしい。殺してほしい。もうそれしか考えられない。体が痛い。私は間違いなく生命を絶とうとしている。私はもうどうにもならないからあなたにだけは死ってほしい。私が物語を愛していたことを。繰り返しになるがそれは朽ち阿多ありのいい意味ではない。私は物語を虐げたかった。物語の苦しむ姿が見たかった。私は物語を殺したかったのだ。