森博嗣「君の夢 僕の思考」を読んだ。はい。

あー、高等遊民になりてえ。

同学年の連中、あるいはむしろひとつふたつ上の先輩の話を聞いていると、自分の知識のなさ、というかペラさに気が遠くなりそうになることがある。いうてもこれまでの20年近く、24時間は平等に与えられてきたはずなのに、なぜこんなにも自分は何も知らないのだろうと思う。オレは何をしてきたのだろう。思い返しても、桃鉄を99年ひとりでやったり、パワプロのペナントを全試合やったりした記憶しかない。それだけの時間で、どれだけの本を読め、どれだけの音楽を聴き、どれだけの映画が観られただろうか。とか。むなしい。Syrup16gの詞が真に迫って感じられてしまうくらいに。うええ。

ほら今日だって、小説を書こうと思ってたのに、テレビ観て、四川省やって、履歴書書いておしまいだ。「特技」の欄がどうしても埋まらない。