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「乱歩地獄」を観た。以下走り書き。
- 「火星の運河」こんなんだっけ。
- 「鏡地獄」微妙。エロスイラネ。ただこのトリックは乱歩の好きなプロバブリティ(こんなんだっけ)っぽくてなんか良かった。
- 「芋虫」良い。エロい。原作があんなだから当然付け足しはあるわけだが、それが案外あの原作の延長線上にあるような気もしないでもない。でも松田龍平はいなくてもいい(自裁が良かった)。浅野忠信はもっといなくてもいい。
- 「蟲」後半は完璧。ただ原作前半の鬱屈をもっとうまく描いてほしかった。ただ殺意につながる笑いがあったのと(ほんとうは原作どおりやってほしかったが)、緒川たまき(死体)がエロかったので許す。でもあんなに鍛えたひきこもり兼潔癖症患者はいない。
島田荘司「網走発遥かなり」を読んだ。連作だけど、最後で謎が解ける、ってわけじゃないのね。佳作。
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/07
- メディア: 文庫
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