6つも原稿書いたぜ！というといかにもすごい感じだが、総枚数でいうと長めの読切一作にも満たないのだった。

古本街の殺人 (創元推理文庫)作者: 紀田順一郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る

個人的なハイライトが終わってしまった。マリー・アントワネットが完全にスルーされているのは何でだろう。まあこの世界観にはそぐわないからだろうなあ。マラー暗殺後の一連の流れの描き方がかっこいい。サンソンがマッチョすぎるけど。ナポレオン 2―獅子の…

すげえ良かった。特に「町の囚人」「散歩する新聞」の二作は……なんというか自分から抜け落ちた部分に無理矢理に這入ってくるような、そんな力に満ちた作品だった。この空気感はおれに合いすぎる。江豆町―ブリトビラロマンSF作者: 小田扉出版社/メーカー: 太…