非常に面白かった。トリックのパターンは「殉教〜」と一緒だが、なんというか中二病っぷりがすばらしい。中二病マインドと本格ミステリを掛け合わせることができた稀有な作家であったのだと実感した。惜しい書き手だった、と書いてしまうのは早計だが……。バ…
なぜかテレビブロスが置いてある。
他人の家族写真に正面から写り込む。撮り直していた。
池上冬樹が書いているように、本格の枠組でこの小説が構築されていることじたいはひどくアンバランスな感じを与えるのだけど、それはやはり意図されたものなのだろうと思う。それこそ「ふたたび赤い悪夢」とかを読まないとなんともいえないけど、なんという…
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