碌、に

手伝いもしなかったおれですらこれほど疲れているのだから、おれより頑張った人たちはさらに疲れているのだろう、という推測は論理的でないかもしれないが、そう的を外したものでもないだろう。幸いにして、意味合いがやたらに軽いのが欠点だが、日本語には疲れた人をねぎらう言葉がある。いまおれが云うべき言葉はとりあえずそれなのだろう――お疲れ様。